半日観光と組み合わせるなら、この3軒から選ぶ
島根県江津市とその周辺で半日観光を考えるなら、有福温泉、桜江町、浜田市国分町といったエリアのどこかに宿を1軒決めておくと動きやすくなります。正直、江津は観光スポットが点在していて、拠点の場所ひとつで半日の使い方がかなり変わってくる土地です。
今回は、実際に確認できた3軒だけを紹介します。湯を楽しみたいか、食事を楽しみたいか、海の景色を楽しみたいか。選ぶ基準はこの3つです。
| 宿名 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 評点 |
|---|---|---|---|---|
| 三階旅館 | アルカリ単純泉の温泉、中浴場・小浴場 | 朝食評価4.25 | 江津西ICから車で数分の立地 | 朝食4.25・夕食4・清潔感4.2 |
| 美川旅館 | 家族風呂 | 朝食・夕食ともに評価5 | 川戸駅から徒歩1分 | 朝食5・夕食5・清潔感4.6 |
| 民宿しまや | 客室の風呂は2部屋 | 素泊まり中心 | 畳ヶ浦まで徒歩約15分 | 口コミ7件 |
湯にこだわるなら三階旅館、食事で選ぶなら美川旅館、海の景色を優先するなら民宿しまや。この住み分けを頭に入れておくと、半日観光のルートも決めやすくなります。
半日観光の拠点になる宿3軒
江戸末期の木造三階建てに泊まる「三階旅館」
三階旅館は、有福温泉のほぼ中心に江戸末期から建つ木造三階建ての旅館です。公式サイトによると「1350年の歴史ある有福温泉の中心部に佇む木造三階建ての旅館」とのことで、外観や階段、欄間、戸袋にも当時の趣が残されています。
泉質はアルカリ単純泉。効能はストレス、疲労回復、美肌効果とされています。湯については公式サイトの案内で「透き通るような美肌を作るしっとりした感触の温泉です」と紹介されていて、ぬる過ぎずゆっくり浸かれる湯のようです。
一泊素泊まりプランは18,000円から。朝食評価は4.25、夕食評価は4、清潔感の評価も4.2と、いずれも高い水準でまとまっています。ただ、部屋数は多くなく、館内も昔ながらの造りなので、にぎやかさより静けさを求める人に向いています。
お殿様の隠居所だった、という由来
公式サイトの案内では「そのお殿様の隠居用の別邸として建てられたのが後に三階旅館となる建物でした」と紹介されています。三隅から40kmほど離れた地にいたお殿様の隠居所が、いまの旅館の原型だったという話は、半日観光の合間に聞くにはちょうどいい読み物です。
館内の風呂は5人収容の中浴場と3人収容の小浴場の2つ。当日の状況によって男女別または家族風呂として使えるので、家族連れでも動きやすいはずです。
朝食・夕食ともに評価5、料理自慢の「美川旅館」

美川旅館は、桜江町の旧川戸駅前に立つ老舗旅館です。石見交通バス「川戸駅」から徒歩1分と、公共交通でもたどり着きやすい立地にあります。
創業は明治30年。公式サイトには「創業明治30年の伝統の味を受け継いだおかみと主人が、手間暇かけた料理でもてなします」とあり、料理に力を入れている宿だとわかります。実際、朝食評価は5、夕食評価も5と、8項目のなかでも突出しています。清潔感の評価も4.6と高めです。
素泊まりプランは10,200円から。一泊5100円からのプランもあり、価格帯には幅があります(2026年9月時点・2名1室の目安)。
風呂は家族風呂タイプ。2階廊下には共有の冷蔵庫や電子レンジ、ケトルが置かれていて、少し長めに滞在する人にも便利です。
正直、建物自体は新しくありません。ただ、鉄道ファンや写真好きが集まる場所だという話も公式サイトにあり、旧駅前という立地そのものが目的になる宿だと思います。
畳ヶ浦まで徒歩約15分、海を望む「民宿しまや」

民宿しまやは、浜田市国分町にある、海を目の前にした宿です。公式サイトには「民宿しまやは、島根県西部・浜田市にある、海が目の前に広がる宿。」と紹介されています。
最寄りは石見交通バスの千畳苑口で、下車後は徒歩約15分。車がない日でもたどり着けるのはありがたいポイントです。国指定天然記念物の畳ヶ浦へは、公式サイトの案内で入り口まではわずか40秒とされていて、半日観光の起点としてはかなり近い部類に入ります。
素泊まりプランは9,000円から。最安値の目安は4500円で、3軒のなかでもっとも手が届きやすい価格帯です(2026年9月時点・2名1室の目安)。シャンプーやタオルも備わっていて、身軽に立ち寄れます。
お風呂は2部屋あり、当日の状況によって男女別・家族別で使い分けているとのことです。評点データは今回取得できていませんが、口コミは7件寄せられています。
夕日が沈む窓辺の部屋で過ごす、静かな情景です。
エリアと交通、予約の勘所
3軒はそれぞれ別の方向にあります。有福温泉の三階旅館は江津西IC寄り、美川旅館は桜江町の川沿い、民宿しまやは浜田市国分町の海沿い。半日観光のルートをどちら回りにするかで、拠点にする宿を決めるとロスが少なくなります。
車がない場合は、美川旅館の川戸駅徒歩1分、民宿しまやの千畳苑口徒歩約15分が現実的な選択肢です。三階旅館は江津西ICからの車移動が前提になるので、レンタカーや送迎の相談を早めにしておくと安心です。
予約の勘所としては、素泊まりプランを中心に扱う宿が多いことです。食事つきの詳しいプランを希望する場合は、各宿の公式サイトで最新の内容を確認したほうが確実です。
よくある質問
Q. 車がなくても江津の観光と宿泊は組み合わせられますか。 A. 民宿しまやは石見交通バスの千畳苑口から徒歩約15分、美川旅館は石見交通バス「川戸駅」から徒歩1分なので、公共交通だけでも動けます。
Q. 温泉に入りたい場合はどこがいいですか。 A. 温泉に入りたいなら三階旅館です。泉質はアルカリ単純泉で、効能はストレス、疲労回復、美肌効果とされています。
Q. 予算を抑えたい場合はどこがいいですか。 A. 最安値の目安が4500円の民宿しまやが、3軒のなかでは手が届きやすい価格帯です。
まとめ
半日観光の拠点は、湯なら三階旅館、食事なら美川旅館、海の景色なら民宿しまや。3軒それぞれ違う方向を向いているので、どこを起点にするかで観光ルートの組み立ても変わってきます。
正直、江津は1つのモデルコースにまとめにくい土地です。だからこそ、宿の立地から半日の動き方を逆算するのが、いちばん現実的な選び方だと思います。
まとめ
昨日の続きで恐縮です。3軒とも実際の評点や設備をもとに紹介したので、あとは何を優先したいかで選んでみてください。
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